第1ラウンドが終了し、2週連続Vを狙う岩井明愛、蛭田みな美、仁井優花の3人が7アンダー65で回り、首位発進した。安田祐香、尾関彩美悠、穴井詩、申ジエの4人が首位に2打差4位につけている。
前回覇者の山下美夢有は71で29位。米ツアーを主戦場とし、今季国内ツアー初出場の畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は72で43位となっている。
畑岡は2バーディー、2ボギーの72で回った。「ティーショットがいつもより安定していて、チャンスにつける機会は多かったと思うんですけど、パッティングが前半からなかなか決めることができなくて、いい流れで回ることができなかった」と振り返った。修正点も「やはりパッティングの距離感」とパットを挙げた。「ミドルパット、5メートル以内でも、気持ち弱くて最後切れてしまうところとかもあったので、そこをしっかり打っていかないといけない」とした。
17年大会でプロ初優勝を飾った。「思い出の詰まったこの利府GCでプレーできることはすごくうれしいですし、初日いいプレーできなかったんですけど、明日以降スコアを伸ばして上位に絡めるように頑張りたい」と意気込んだ。
米ツアーを主戦場とし、今回はスポット参戦。国内ツアー(共催を除く)に出場するのは昨年10月の樋口久子 三菱電機レディース以来、約1年ぶり。平日にもかかわらず、大勢のギャラリーが駆けつけた。「すごく力になった。普段米ツアーでは平日だとギャラリーさんは少ないので、最初ちょっと緊張していましたけど、久しぶりにギャラリーの方の中でプレーできるのはすごい幸せなこと」と話した。