首位と5打差の6位から出た大槻智春(33=真清創設)が6バーディー1ボギーの67で回り、通算14アンダー202。首位と2打差の3位に浮上した。

前半をイーブンで折り返すと、10番でバーディー先行。さらに、12番パー3で2メートルに付けバーディーを奪うと、ここから4連続バーディー。後半だけで5つ伸ばした。

「この難しい状況のなかで、よくバーディーを取れたなと思います。欲を言えば、前半もう少しいい感じでいけたら、後半こんなに頑張らなくても済んだかなと思うんですけど」と振り返った。

昨年は3日目を終えて首位。2週連続優勝を目指したが、蝉川泰果に逆転優勝を許し、10位に終わった。明日に向けて「みんなアンダーで来て伸ばしたいと思いますし、その中で自分がどれだけミスを減らせるかだと思うので、あまりバーディ取りにいくというよりは、丁寧にゴルフをすればチャンスになると思います」。昨年の忘れ物を虎視眈々と狙う。