第2ラウンドが終了し、2週連続優勝を目指す岩井明愛(21=Honda)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダー、134で単独首位となった。安田祐香が首位に2打差2位。西郷真央、申ジエ、蛭田みな美の3人が3打差3位につけている。

米ツアーを主戦場とし、今季国内ツアー初出場の畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は73で回り、通算1オーバーで50位とギリギリで予選通過した。

勝みなみ(25=明治安田生命)は20位から出て、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダー、138で、首位に4打差6位に浮上した。

11番からの3連続バーディーはすべて5メートル前後のパットを沈めた。「パッティング、だいぶいい感じになってきていると思います」と手応えを口にした。

今季から米ツアーを主戦場としている。「心境の違いは特にないかもしれない。同じ感じでやっている。プレーはゴルフ場の中に入っちゃえば一緒」とした上で「プロスポーツはお客さんがいて盛り上がる。応援してもらってパワーをもらってパフォーマンスも良くなる。そこは日本ツアーのいいところ」とみている。

原英莉花らが米ツアー予選会エントリーを完了している。近年、日本から米ツアーに挑戦する選手が続いていることを「いいことだと思う」と受け止めている。「自分も米国に行ってみて、もっと早く行けば良かったと思うこともあるので。米国でいろんなセッティングでやって、ゴルフの世界観が広がる。もっとゴルフが好きになる。もっとゴルフを知りたい人は行った方が絶対にいい」と強く勧めた。

逆転Vを狙える位置で最終日を迎える。「おいしいものを食べて、サウナにも入れた。楽しいこともできて、上位で明日を迎えられるのも幸せなこと。幸せをかみしめて、『アレ』を目指して頑張ります」。大の阪神ファン。阪神の18年ぶりリーグ優勝に続き、自身今季国内ツアー初Vを目指す。

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