女子ゴルフの今季国内メジャー第3戦、日本女子オープン選手権(28日開幕、福井・芦原GC海コース)が間もなく始まる。開幕2日前の26日、プロアマ戦後に神谷そら(20=郵船ロジスティクス)が取材に応じた。
今月上旬に日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で国内メジャー初勝利、今季ツアー2勝目を挙げた。しかし翌週の東海クラシックは初日のスタート前に欠場した。現在のコンディションについては「まだ体調も整っていないし、ショットの調子もいいわけではない。開幕までにやることいっぱい」と正直に明かす。
現在も薬を毎日3回服用中。「薬が効いているあいだは普段通りの状態。ラウンド中は、今日はとくに怪しい感じはなかった」。決して完璧な状態ではないが、悪化しているわけではないとも強調した。
今大会の舞台となる芦原GC海コースでは、昨年5月の中部女子アマ選手権で優勝した。「最終日に優勝争いしていたのが妹ももだった」。この日のコースを回ったことで、「ぜんぶフラッシュバックした」。姉妹による熱戦を思い出した。
それからわずか1年あまりで、プロとして国内メジャー2勝目を目指す立場となった。「ここのゴルフ場には良い思い出がある。またここで勝ちたい」と誓った。