「遼だけちゃうで!俺のプレーの見てや!」 前週のカシオ・ワールドオープンで初優勝を飾った鍋谷太一(27=国際スポーツ振興協会)が、5バーディー、ボギーなしの65で回り2打差3位発進した。

第1ラウンドで、同組に入ったのは、憧れ、特別な存在だという石川遼。「先週の最終日と同じくらい緊張しました」。それでもラウンド中盤からは「パターとアプローチが良かった」と先週の好調さを取り戻し、パット数は自身最小だという22。終わってみれば憧れの石川を3打上回った。

初優勝を決めたものの、同日は中島啓太が初の賞金王を決めたため、メディアに掲載される記事の分量も思ったよりは少なかった。「怒っています」と冗談を飛ばしつつ、「もっと上を目指せという意味だと捉えます」と笑顔を見せた。

初優勝から2週連続Vとなれば、日本勢初の快挙。大会前には「優勝はほぼ無理だと思う」と自信なさげだったが、終わってみれば堂々のスタート切った。初出場となった最終戦を飾ってメディアを賑わせる。