昨年12月に78歳で死去した日本ゴルフ界のレジェンドで、「ジャンボ」の愛称で親しまれた尾崎将司さんの「お別れの会」が16日、東京都内のホテルで執り行われ、多くのゴルフ関係者や著名人ら1000人が参列した。祭壇はゴルフ場と富士山をイメージした花で彩られ、右手を突き上げ笑顔を見せる選手晩年の写真が飾られた。

野球界からはソフトバンク王貞治球団会長(85)も出席。献花後に取材に応じ、「いろんな意味で型破りな人だった。こんな形で早く旅立ってしまうと思わなかった。もっともっと若い人を育ててもらい、厳しい目で指導してほしかった」と無念を語った。

尾崎さんは、海南高(現海部高)で投手として活躍。64年の選抜大会で初出場初優勝を飾った。翌65年にプロ野球の西鉄に入団。1年目に17試合に登板し、0勝1敗、防御率4・85。2年で通算20試合、防御率4・83だった。67年は外野手として29試合で打率4分8厘にとどまり、同シーズン限りで退団。その後、プロ野球時代にハマったゴルフでプロの道を再び歩み、一時代を築いた。

王氏は「甲子園で優勝した時から将来我々の世界に入ってくるだろうなと思っていた」と高校時代を懐古。その上で「まさかゴルフでこんなにすごい選手になるとは思わなかった。そういう意味でものすごく頑張ったと思う。彼がゴルフブームを作り、ゴルフ界の流れを大きくした」と貢献にリスペクトを込めた。そして「そういう功績は大です」とスポーツ界に与えた功績を振り返り、たたえていた。

尾崎将司さんお別れの会に王貞治、松山千春、なべおさみら/主な参列者一覧