<米男子ゴルフ:クウェイルホロー選手権>◇2日目◇4月30日◇米ノースカロライナ州シャーロット、クウェイルホロー・クラブ(パー72)

 5カ月近いブランクは長すぎたのか。マスターズで4位に入り、不倫スキャンダルを乗り越えたかに見えたタイガー・ウッズ(米国)が一転、36ホールでは自己最悪となる通算153をたたいた。昨夏の全英オープン選手権以来の予選落ちという屈辱に「原因が何であれ、十分な結果ではなかった」と語った。

 パット、ショットともに散々の内容だった。前半こそパープレーで折り返したが、10番から3連続ボギー。14番では第2打を池に入れ、15番は4パットで連続ダブルボギー。「あの時点でもう予選突破は、ほぼ無理だった」と、途中から集中力も切れたようだった。

 首位でこの日を終えたメイフェアは「彼は復調する。ツアーの誰しもがそう思っている」とみた。観客の反応もおおむね温かかった。

 ウッズは「切り替えるしかない。野球と同じことだ。2日連続で4打席凡退しても、次のトーナメントが待っている」と、6日開幕のプレーヤーズ選手権を見据えた。