男子ゴルフの諸藤将次(26=セガサミーホールディングス)が16日、都内で西武の栗山巧外野手、上本達之捕手、女子ゴルフの佐伯三貴らと自主トレを行った。ハシゴ状のロープを使ったステップ練習や、3対2のミニラグビー練習などで、シーズン中は鍛える機会が少ない敏しょう性を重点的に強化。「下半身や体幹も鍛えて、低い球で290ヤード先のバンカーを簡単に越えられるくらいの飛距離を出したい」と、最大の武器であるドライバー飛距離をさらにアップさせる考えだ。

 諸藤を指導する大川達也トレーナーは「ゴルファーはアジリティー(敏しょう性)を鍛える機会があまりない。でもこういう細かいところをきちんと鍛えていけば、他の選手が出せない飛距離につながるんじゃないかと考えています」とトレーニングの意図を説明した。