東北福祉大3年の松山英樹(21)が19日、プロ転向“秒読み宣言”をした。この日、松山は同大ゴルフ部のオーストラリア合宿から成田着で帰国。

 阿部靖彦監督が途中で帰国したので、プロ転向のタイミングについて「あまり話し合っていない。でも、いつになるか分からないけど、いずれプロになるのだから、合宿もそのつもりでやってきました」と力強く言い切った。早ければ男子ツアー国内第1戦となる4月18日開幕の東建ホームメイト杯の前にもプロ転向宣言、同大会でプロデビューを飾る見込みだ。

 合宿では主将として部員の先頭に立った。100ヤード以内のショートゲームを、みっちり練習した。「自分がやっていれば、みんなもやってくれる。そういう意味では、主将らしいことはしていませんね」と振り返った。今後のスケジュールはアジア予選を勝ち抜いた7月の全英オープン以外は未定だが「どうなるか分からないけど、やらなくちゃいけない課題をしっかりやるだけ」と話した。