遼クン、もっと英会話を勉強しなきゃ…。石川遼(17=パナソニック)は21日、都内でトークショー「Go!Gol

 エコ・トークショー~みんなでエコゴルファーになろう!」に参加。英語の質問にうまく答えられず、思わず赤面した。来年1月にはアジア欧州対抗戦ザ・ロイヤル・トロフィー(タイ)という世界舞台も控え、「自分の名前を覚えてもらいたい」と話していただけに、本人もショック。今後は愛用する英会話教材「スピードラーニング」の後押しも受けて、猛勉強するしかない?

 石川が珍しく恥ずかしそうな表情を見せた。イベントの最後に「来年の目標を英語でお願いします」と言われて、「Keep

 Walking」と一言。「努力です」と言い直したが、去り際に「披露できるような英語じゃなかったし、苦い思い出になった…。勉強しなきゃな~」と顔をしかめた。

 トークショーでは、英会話番組などにも出るリサ・ステッグマイヤー(37)から英語で質問を受けた。年齢など単純な質問にはスラスラ答えた。だが「いつマスターズで勝ちますか」と問われるとしばし沈黙。顔を赤らめ、みけんにしわを寄せて「I

 will

 win

 the

 Masters

 Someday(いつか勝ちます)」と絞り出した。趣味についての質問には一瞬「?」の表情を見せ、同席の宮本勝昌、有村智恵に小声でフォローされて「I

 play

 golf(私はゴルフをします)」とビミョーな答えだ。

 これまで将来の海外挑戦を見据え、英会話は勉強してきたつもりだ。エスプリライン社の「スピードラーニング」という教材CDを愛用。通学時やツアーでの移動時に聞いてきた。9月の誕生日には、ゴルフ専用の特別CDも贈られるなどサポートを受けてきた。

 その成果を公の場で発揮できなかった。年明けにはアジア欧州対抗戦での「世界デビュー」が控え、4月のマスターズ出場の可能性もある。英語での「赤面問答」の後、あらためて「(海外選手と)一言、二言でも会話して自分の名を覚えてもらいたい」と会話の重要性を強調した。エスプリライン社では「スペシャルCDの第2弾や、もっと1対1で英語を話す機会を」と特別プランの準備もある。マスターズ出場が決まれば、バックアップ体制もグッと加速するはず。ゴルフクラブだけでなく、英語も自在に操れる「Ryo

 Ishikawa」を目指す新シーズンになる。【阿部健吾】