プロゴルファー石川遼(21=CASIO)は25日、主戦場の米ツアーに戻るため、成田空港から渡米した。日本に戻ってスポット参戦した国内ツアーのツアー選手権宍戸では、第1日の出遅れが響いて予選落ち。しかし第2日は65をマークして見せ場をつくっただけに「ショットも良くなっているし、変えたパターの感触もいい。自分としては今後が楽しみ」と笑顔をみせた。

 特に大型ヘッドのネオマレット型に変えたパターは「パットが決まる決まらない以前に、いいストロークができるパター。米国の芝にも対応できると思う」と気に入った様子。「他にもピン型やマレット型、センターシャフトなど、いくつか選択肢をつくっておこうと思う。気分転換じゃなく、その時の状況に合わせてストロークが矯正できるように」とプランを明かした。フェデックスポイントか賞金ランク、どちらかの125位以内でシード権を確保するべく、まずは27日開幕のAT&Tナショナルに出場する。