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プロ仕様?遼クン体重増量に乗り出す

 「ハニカミ王子」が「ぽっちゃり王子」に転身!? 石川遼(16=杉並学院1年)が今オフ、近い将来のプロ転向に備えて体重増量に乗り出すことが、19日に分かった。プロツアーの過酷な連戦を乗り切るスタミナ増強と、持ち味の飛距離を生み出す体力アップが狙い。母由紀子さん(40)の協力を得ながら、現在172センチ、65キロの標準体形を来春までに一回り大きくする。

 遼クンがこの冬、文字通りの「ビッグ」になる。先週のダンロップフェニックスでは、自身初のツアー2週連続予選突破を果たしたが、最終日は4オーバーの74をたたいて32位。プロとして4日間を戦い抜き、優勝争いに食い込めるだけの基礎体力の不足が露呈した。「やっぱり疲れていましたね。遼には、もっとスタミナをつけさせないと…。チャンコ鍋を食べさせます」と母由紀子さん。栄養バランスを考えた食生活のさらなる充実による「増量作戦」開始を宣言した。

 遼クンの体は成長し続けている。5月のマンシングウェアKSB杯の優勝時の169センチ、59キロから、身長で3センチ、体重は6キロも増えている。学校には2段重ねの大きな弁当箱に、間食用のおにぎりまで持参。夕方の帰宅時に軽食、夜の練習後は夕食もたっぷり平らげる。「身長は、もうあまり伸びていないですけど、体重は陸上のトレーニングをしながら、もっと増やしてもいいと思う」と話した。

 他のスポーツに比べ、長時間歩くための持久力や、気象条件の変化への対応が要求されるゴルファーには、成人男性の場合10~16%の体脂肪率が理想となされる。16歳の標準体形の遼クンは「これまで1度も計ったことはない」(父勝美氏)が、まだまだ増量は可能なはず。「欲を言えば、180センチ、80キロが理想ですがね。そこまでいかないのであれば、自然な形で70キロの体をつくればいい」と勝美氏。ぽっちゃり型に変身した遼クンが、夢の350ヤードショットを連発する日が来るかもしれない。【大石健司】

[2007年11月20日8時39分 紙面から]

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