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パナソニック遼クンを発表、世界進出宣言

- 日本スポーツ大賞出席者たちの中央で、厳しい表情をみせる石川遼
遼クンが、パナソニックの全面支援を受け、世界中で暴れ回る。石川遼(16)が28日都内で会見し、家電国内最大手の松下電器産業(パナソニック)と、5年5億円(推定)で所属契約したことを発表。グループ企業を含め全世界46カ国に33万人の従業員を抱える同社のバックアップを得て、遼クンはあらためて将来の世界進出を宣言。5月26日の全米オープン日本予選(大阪・茨木CC西C)への意気込みを明かし、夜には来月5日の全英オープン予選(オーストラリア)に向けて出発した。
「世界の松下」=パナソニックと所属契約し、遼クンが「世界戦略」への足掛かりを固めた。プロデビュー戦となる全英オープン予選に向け、オーストラリアへ出発する当日に会見。「世界を目指す自分として、すごく心強いサポートをいただきました」と喜びを語った。契約金は1年間1億円(推定)で、成績に応じてのボーナス、同社のCM出演も条項に入っている。同社コーポレートコミュニケーション担当の鍛治舍巧役員は「中長期的に支援したい。実力だけでなく、人間形成を含め、成長を期待しています」と話した。
遼クンにとって、理想的なタッグだ。「46カ国に33万人の『石川遼後援会員』ができたと同じです。世界のどんなところでも、トータル的に支援していきたい」と鍛治舍役員。慣れない国に行っても食事、通訳、移動など細かなバックアップが受けられ、ゴルフに集中できる環境が整う。米ツアーだけでなく、欧州、アジアなども安心して転戦できることになる。
もう1つ新たな巡り合わせもあった。9月パナソニックオープンの会場である大阪・茨木CC西Cが、5月の全米オープン日本予選の開催コースに。同コース攻略はホストプロとしての使命と同時に、メジャー切符にもつながる。「所属プロとして、そういう機会を生かしたい。できるだけ早くプレーしたい。」。2月の帰国後すぐにでも、練習ラウンドに向かう意気込みを示した。
今年の全米オープン会場は、この日ウッズが優勝したビュイック招待と同じトーリーパインズGC。昨年7月に世界ジュニアで回ったコースでもあり、思い入れは深い。ヨネックスとの用具使用契約に続き、所属契約も済ませ、プロとしての準備が整った。いよいよメジャー目指し、プロデビュー戦に向かうだけだ。【大石健司】
[2008年1月29日9時20分 紙面から]
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