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遼クン45ホール11時間の猛特訓耐え抜く

- 17ホール目 ペリカンと写る石川遼
【シドニー=大石健司】石川遼(16=パナソニック)が1日、45ホール、11時間にも及ぶ地獄の猛特訓に耐え抜いた。5日の全英オープン予選方式と同じ36ホールに挑戦も、豪雨と強風に苦しんで、18オーバーの大不振。見かねたコーチ役の父勝美さん(51)の指示で、さらに9ホールをプレーした。これで気合が入ったか、昨年5月のツアー優勝時の最終日を超える人生最長ラウンドではバーディーを連発。全英切符獲得に光が差した。
遼クンにとってハードな「プロ初残業」だった。午前6時50分に、横殴りの雨の中スタートしたラウンド、終わったのは何と午後5時50分。途中1時間の休憩を挟んだだけだった。「つ、疲れました。精神的にきつかったけど、今日の経験は素晴らしい。こういう日があると、これからどんなことがあっても我慢できると思う」とぐったりとした表情で、人生最大の試練を振り返った。
予想もしなかった荒天が、16歳プロのゴルフを狂わせた。秒速15メートルの強風に「予選じゃなくて、本当の全英オープンみたいだな」と笑いながらスタート。いきなり8メートルのバーディーパットをねじ込み。「イエー! 全英初バーディー」とはしゃいだが、それからまったくいいところがなかった。
刻一刻と風向きが変える突風と目も開けられない横からの雨に、何もできなかった。池ポチャあり、シャンクあり、ロストボールあり。午後4時前に予定の36ホールを終えて、なんと18オーバーの体たらく。明らかに集中力を欠くプレーの連続に、父勝美さんがキレた。「遼! もうハーフ行くぞ」。そのまま休みなく、この日3回目の1番ホールに向かった。
尊敬する父のスパルタ指導の効果は絶大だった。目の色の変わった遼クンは、好ショットを連発。終盤には、クラブメンバーの父親と一緒に観戦に現れた8歳のベン君の応援を受けて大ハッスル。8番から連続バーディーで締めくくった。「やっぱり気合ですよ。9ホールやったかいがあった。あいつは、年下の子供が見てると、自分を律してビシッとなるんですよ」と勝美さん。吹っ切れた表情の遼クンも「この45ホールは達成感ある。今日ははっきり言って、スコアは関係ない。全英を意識したすごく前向きな気分です。こうなったら、ぜひ、本当(の全英オープン)を体験したい」。どんなに打ちのめされても、すぐに遼クンは立ち上がる。
[2008年2月2日9時23分 紙面から]
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