コンテンツエリア



メインコンテンツ

豪華メンバー勢揃い5・20セイコーGGP2018大阪

ガトリンに挑む山県亮太
ガトリンに挑む山県亮太

 国内外のトップアスリートが激突するIAAF(国際陸上競技連盟)ワールドチャレンジ第2戦「セイコー・ゴールデングランプリ陸上」が来月20日、ヤンマースタジアム長居で開催される。まず注目は昨夏の世界選手権王者ジャスティン・ガトリン(米国)が参戦する男子100メートル。日本勢も山県亮太(25=セイコーホールディングス)桐生祥秀(22=日本生命)ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)多田修平(21=関学大)宮本大輔(18=東洋大)ら豪華メンバーが集う。

山県、アジア大会金に向けてガトリンに挑む

 日本のトップレベルのランナーだけでなく、自己記録9秒74を持つガトリンら海外の強豪との直接対決だ。山県は世界に目を向ける。2年前の大会で10秒21と、ガトリンには0秒19差をつけられた。

 山県 目指しているのは日本人1位ではなく、ガトリン選手ら海外の招待選手に勝って1位。自分のレベルが上がったと実感したいんです。世界を見据えた時、いつまでも停滞しているわけにはいかないですし、そのつもりで冬季練習をやってきました。

 今大会は11、12、16年と過去3度出場も優勝はない。所属先の冠も付く大会の初制覇へ気合十分だ。

 今季初戦だったサマー・オブ・アスレチックスGP(オーストラリア)では10秒15。「1本走ったことで試合の緊張感を思い出した」と話す。スタートに本来の鋭さが戻れば、記録は伸びる手応えがある。昨季は春のオーストラリア合宿で右足首を痛め、思うような練習を積めなかったが、今季は大きなけがはない。「すごい自分に対して進歩を感じるんですよね」と走れる喜びをかみしめる。

 昨年9月には自己記録を0秒03更新する10秒00を出した。だが、日本選手権は6位で世界選手権出場を逃しただけでなく、日本人初の9秒台も桐生に先を越され、悔しいシーズンだった。今季の目標は高い。

 山県 記録的には9秒8を出したいです。自分の力だけでなくて、いろんな条件がそろう必要はありますが、チャンスはあると思っています。

 10秒00を出した時の追い風は0・2メートル。自らの成長度に加え、2・0メートルに近い追い風が吹けば、現実味を帯びる数字と捉える。10秒00を出したのは、今回の舞台と同じ、ヤンマースタジアム長居だ。さらなる衝撃の走りを見せたい。

日本人初の9秒台桐生も参戦

日本人初の9秒台桐生祥秀
日本人初の9秒台桐生祥秀

 昨年9月に日本人では初の9秒台を出した桐生は国内では100メートル今季初戦となる。

 次なるテーマに掲げているのが世界の大舞台で活躍すること。ガトリンとの対決は、まさに絶好の機会だ。今春に東洋大を卒業し、日本生命の所属となった桐生は「9秒台を出して注目される中、恥じない結果を出したい。不安よりも可能性を楽しみたい」と話す。

 もう9秒98は過去の栄光と位置付け。6日に野球の阪神―中日戦では始球式を務めた時、周囲から「9・98」の背番号を勧められても「去年の記録」と断った。また10秒を切れるようなどの思いを込めて「100」を選んだ。大会1週間前の12日には、国際陸連が主催する最高カテゴリーの競技会シリーズ「ダイヤモンドリーグ」の上海大会の100メートルに出場する。大阪は凱旋(がいせん)の舞台となっているかもしれない。

ケンブリッジは米修業の成果を見せる

米修業の成果を見せたいケンブリッジ飛鳥
米修業の成果を見せたいケンブリッジ飛鳥

 ケンブリッジは米国修業の成果を示す。昨秋から今春まで米国の有力プロチーム「ALTIS」の練習に参加。リオ五輪100メートル銅メダル・デグラッセ(カナダ)らと切磋琢磨(せっさたくま)した。今季は9秒台突入だけでなく、日本選手権の優勝が目標となる。今大会に向けては「ものすごくレベルが高いレースになる。日本選手権前に力を出して、いい走りができたらいい」と意気込む。昨年は向かい風1・2メートルの条件下で10秒31と、ガトリンに0秒03秒差に肉薄する2位。今年こそはビッグサプライズを起こしたい。

昨季ブレイク多田「優勝を目指したい」

地元・大阪で優勝を目指す多田修平
地元・大阪で優勝を目指す多田修平

 昨季にブレークした多田は今季の目標に「最低でも9秒台」と掲げている。さらなる進化を目指し、苦手の後半も失速しない走りに着手。筋力も増して、9秒台を「今年は出せる自信がある」と言う。前回大会は前半までガトリンをリードする加速力を披露。ガトリン、ケンブリッジに次ぐ10秒35の3位だったが、その衝撃的な走りで、関西の注目選手だった立場から全国でも名が知られる存在となった。今年は地元・大阪開催で懸ける気持ちも強い。「注目され始めた試合。結果を出したい。優勝を目指したい」と燃えている。

期待のホープ宮本

期待のホープ宮本大輔
期待のホープ宮本大輔

 新しい風を日本男子短距離界に吹き込む。今春から東洋大に入学した宮本は、山口・周南中時代に10秒56の中学新、京都・洛南では高校歴代3位となる10秒23を出したホープだ。今後、さらなる成長が期待される18歳は「まずは着実に1歩1歩タイムを伸ばしていきたい」と青写真を描く。今春から東洋大のオーストラリア合宿に参加し、課題のスタートを修正した。今大会に向けては「ガトリン選手や日本トップレベルの選手の中で、いかに自分のレースをできるか」と話している。下の世代から上位陣を突き上げる。

【大会概要】

セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪の大会ロゴ
セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪の大会ロゴ
◆大会名称
IAAF(国際陸連)ワールドチャレンジ第2戦
「セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪」
◆日時
5月20日(日)午前9時開場予定
◆会場
大阪・ヤンマースタジアム長居
◆実施種目
◆ワールドチャレンジ種目
▽男子=100メートル、200メートル、800メートル、1500メートル、110メートル障害、400メートル障害、走り高跳び、棒高跳び、走り幅跳び、砲丸投げ、やり投げ
▽女子=100メートル、400メートル、800メートル、3000メートル、100メートル障害、400メートル障害、棒高跳び、やり投げ
◆ハンマー・スロー・チャレンジ種目
▽男子=ハンマー投げ
◆オープン種目
▽男子=400メートル、3000メートル、400メートルリレー、三段跳び
▽女子=400メートルリレー、1600メートルリレー
▽パラリンピック男子=100メートルT44
※種目が変更になる場合もございます。
◆関係団体
〈主催〉日本陸上競技連盟
〈共催〉大阪市、セレッソ大阪スポーツクラブ、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
〈後援〉大阪府、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、TBS
〈主管〉大阪陸上競技協会
〈特別協賛〉セイコーホールディングス
〈協賛〉アシックスジャパン、大塚製薬、日本航空、ニシ・スポーツ、青山商事
◆大会HP
http://goldengrandprix-japan.com/





フィーチャー



フィーチャー



スポーツ

悪質タックル謝罪の日大・宮川泰介がアメフト部復帰
悪質タックル謝罪の日大・宮川泰介がアメフト部復帰 [記事へ]





右カラム