コンテンツエリア



メインコンテンツ

飯塚、藤光らも参戦!5・20セイコーGGP2018大阪

男子200メートルで19秒台を目指す飯塚翔太
男子200メートルで19秒台を目指す飯塚翔太

 国内外のトップアスリートが激突するIAAF(国際陸上競技連盟)ワールドチャレンジ第2戦「セイコー・ゴールデングランプリ陸上」が5月20日、ヤンマースタジアム長居で開催される。男子200メートルには日本から17年世界選手権の男子400メートルリレー銅メダルメンバーである飯塚翔太(25=ミズノ)藤光謙司(31=ゼンリン)らが参戦。海外からは自己記録19秒77を持つアイザック・マクワラ(ボツワナ)らが出場する。

200メートル

飯塚、世界で70人の偉業にチャレンジ

 飯塚が初の頂点を狙う。昨年は5位、2年前は2位、3年前は5位、4年前は7位、5年前は棄権だった。185センチの大型スプリンターは「結果で手応えが欲しい。いつでも(20秒を)切れる準備をしたい」と気合を入れる。今春はメキシコで自身初の高地合宿や、米国で中大2年の弟拓巳との合宿を実施。課題であるコーナーの走りやストライドの強化などを積んできた。今季の目標はジャカルタ・アジア大会(8月)の優勝。セイコーGGP大阪で弾みをつけたい。

 マクワラとは昨年7月のマドリード国際で直接対決していた。自身は20秒69の4位。その同じレースを走っていたのがマクワラで、昨季の世界最高記録19秒77を出した。当時、飯塚は「通り過ぎていく感じだった。刺激をもらった」と話していた。1年前、痛感させられた世界との差。それをどれだけ埋められたか確認できる大会となる。

 200メートルで目指している数字がある。日本人初の19秒台だ。現在の自己記録は2年前に出した日本歴代2位の20秒11。昨年、100メートルは6月の布勢スプリントで、10秒10と10秒08を出し、大会前は10秒22だった自己ベストを大幅に更新した。しかし、本職の200メートルは記録を伸ばせなかった。今季は200メートルで記録を更新し、その先にある日本人では誰も到達していない境地にたどり着きたい。

 国内では100メートルに注目が集まりがちだが、ある思いがある。「国内で200メートルの関心を高めたい。自分が活躍すれば、取り上げてもらえると思う」と言う。世界で100メートル9秒台を出した人は約125人以上いるが、200メートルで19秒台を出した人は70人もいない。世界的に見れば、100メートル9秒台より難易度の高い偉業を達成すれば、関心も自然と高まると信じている。

ベテラン藤光も”独自路線”でV狙う

昨夏世界選手権400メートルリレー銅メダリスト藤光謙司
昨夏世界選手権400メートルリレー銅メダリスト藤光謙司

 昨夏の世界選手権男子400メートルリレー銅メダルにアンカーとして貢献した藤光も参戦する。

 31歳のベテランは今季を、来年の世界選手権(ドーハ)や20年東京五輪へ向けた準備期間と位置付ける。ウエートトレーニングをしないなど新たな調整方法を模索中だ。「今年は記録は気にしない。やるべきことを整理して、いろいろ試さないと」と話している。22日に出場した出雲陸上の非五輪種目300メートルは33秒36で5位。本来の実力は発揮できなかったが「大事なのは試合勘」と悲観はしていない。

 疲労回復にいいとされる金箔(きんぱく)を体に貼るなど独自路線を歩んできた男。このオフは積極的にメディアに出演するなど注目が高まっている。200メートルの自己記録20秒13は日本歴代3位。今大会では15年以来3年ぶりとなる優勝の期待が懸かる。

原は復活を印象付ける舞台に

リオ五輪代表原翔太
リオ五輪代表原翔太

 16年リオデジャネイロ五輪代表の原は復活を印象付ける舞台としたい。100メートルが10秒13(17年)、200メートルが20秒33(16年)とともに現役上位の自己記録を持つが、昨夏の世界選手権の切符は逃した。まだ25歳と衰えるには早い年齢だ。本来の実力を証明する。

17年世界ランク1位マクワラが初参戦

17年世界ランク1位のアイザック・マクワラ
17年世界ランク1位のアイザック・マクワラ

 17年世界ランキング1位となる19秒77の自己記録を持つマクワラは初参戦となる。昨夏の世界選手権では公式ホテルで感染性胃腸炎に感染。救済レースの予選では前代未聞の1人だけで走った。万全でなくても決勝6位。その世界トップクラスの走りを見せる。

走り幅跳び

急成長する2人の大学生に注目だ

走り幅跳びに出場する急成長ホープの津波響樹走り幅跳びに出場する急成長ホープの橋岡優輝
走り幅跳びに出場する急成長ホープの津波響樹(左)と橋岡優輝

 男子走り幅跳びは、2人の大学生に注目だ。東洋大3年の津波は、昨年の日本学生対校選手権を日本歴代10位の8メートル09で優勝。自己記録を32センチも更新した。ダッシュが速く、100メートルで日本人初の9秒台を出した桐生とスタート練習の相手を務めることもある。もう1人は日大2年の橋岡。昨年の日本選手権を8メートル05で制した。この種目は04年アテネ大会以降、五輪での出場が途絶えており、森長正樹氏が持つ日本記録8メートル25は26年間も更新されていない。急成長する2人のホープには歴史を塗り替える期待が寄せられる。

棒高跳び

沢野ら日本のトップジャンパーが集結

棒高跳びに出場する沢野大地棒高跳びに出場する山本聖途
棒高跳びに出場する沢野大地(左)と山本聖途

 男子棒高跳びは、16年リオ五輪で日本勢64年ぶりの入賞となる7位だった沢野が衰え知らずのジャンプを見せる。5メートル83の日本記録を持ち、現役選手の声を日本オリンピック委員会などの運営に反映するアスリート委員会では委員長も務める37歳。昨夏の世界選手権は逃したが、まだまだ辞めるつもりはなく、力強い姿をファンに見せたい。他にも五輪2度、世界選手権3度出場の山本、五輪1度、世界選手権3度出場の荻田、5メートル65の20歳以下日本記録を持つ期待の19歳・江島ら日本のトップジャンパーが集結する。

【大会概要】

セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪の大会ロゴ
セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪の大会ロゴ
◆大会名称
IAAF(国際陸連)ワールドチャレンジ第2戦
「セイコーゴールデングランプリ陸上2018大阪」
◆日時
5月20日(日)午前9時開場予定
◆会場
大阪・ヤンマースタジアム長居
◆実施種目
◆ワールドチャレンジ種目
▽男子=100メートル、200メートル、800メートル、1500メートル、110メートル障害、400メートル障害、走り高跳び、棒高跳び、走り幅跳び、砲丸投げ、やり投げ
▽女子=100メートル、400メートル、800メートル、3000メートル、100メートル障害、400メートル障害、棒高跳び、やり投げ
◆ハンマー・スロー・チャレンジ種目
▽男子=ハンマー投げ
◆オープン種目
▽男子=400メートル、3000メートル、400メートルリレー、三段跳び
▽女子=400メートルリレー、1600メートルリレー
▽パラリンピック男子=100メートルT44
※種目が変更になる場合もございます。
◆関係団体
〈主催〉日本陸上競技連盟
〈共催〉大阪市、セレッソ大阪スポーツクラブ、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
〈後援〉大阪府、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、TBS
〈主管〉大阪陸上競技協会
〈特別協賛〉セイコーホールディングス
〈協賛〉アシックスジャパン、大塚製薬、日本航空、ニシ・スポーツ、青山商事
◆大会HP
http://goldengrandprix-japan.com/





フィーチャー



フィーチャー



スポーツ

高藤直寿、世界選手権2連覇へ独自トレで戦闘モード
高藤直寿、世界選手権2連覇へ独自トレで戦闘モード [記事へ]





右カラム