<柔道:世界選手権>◇第5日◇30日◇ブラジル・リオデジャネイロ◇男女3階級

 日本勢は2日連続でメダルを逃した。

 男子90キロ級でロンドン五輪銅メダルの西山将士(新日鉄住金)は2回戦でイスラム・ボズバエフ(カザフスタン)に関節技で一本負け。アスレイ・ゴンサレス(キューバ)が優勝した。

 女子78キロ級の佐藤瑠香(コマツ)は準々決勝でソル・キョン(北朝鮮)に優勢で敗れ、敗者復活戦も屈した。緒方亜香里(了徳寺学園職)は1回戦で敗退。ソル・キョンが優勝し北朝鮮に4大会ぶりの金メダルをもたらした。女子70キロ級はユリ・アルベアル(コロンビア)が2度目の優勝を果たし、田知本遥(ALSOK)は初戦の2回戦で敗退した。

 日本女子は78キロ超級の田知本愛(ALSOK)を残して優勝がなく、1991年バルセロナ大会以来の金メダルゼロへ後がなくなった。メダルも48キロ、52キロ級の2個にとどまっている。