世界5位の錦織圭(25=日清食品)が、ついにトップ4に王手をかけた。同33位のドルゴポロフ(ウクライナ)を6-4、6-4の1時間40分で破り、4強へ進出。27日午後6時(日本時間28日午前9時)以降に始まる準決勝で、同15位のアンダーソン(南アフリカ)に勝ち決勝に進めば、3月2日発表の最新世界ランクで、クルム伊達公子と並ぶ日本選手最高位の4位が確定する。

 ◆錦織の来週の世界ランク 23日付の世界ランクで3位のマリー(英国)が、今週のドバイ選手権で8強止まり。持ち点を5460点から、5370点に減らすことが確定した。錦織は、決勝進出で最少でも5415点となるため、マリーを抜くことが決まる。また、アルゼンチンオープンに出場しているナダル(スペイン)が準優勝に終わると5575点。錦織は優勝すると5615点となり、ナダルも抜いて3位となる。ナダルが優勝すると、もし錦織が優勝しても60点差でおよばない。