日本馬術連盟は5日、東京都内で理事会を開き、2020年東京五輪の馬術競技会場として使用するため、馬事公苑(世田谷区)の改修工事を17年1月から19年夏までの予定で行うことが報告された。工事の主体は施設を運営する日本中央競馬会(JRA)となる。

 同連盟によると1964年東京五輪で使われた馬事公苑は馬場の大きさなどが現在の国際大会の基準を満たしておらず、老朽化した部分もあるため全面的に改修される。

 20年五輪の馬術会場は先の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、夢の島競技場(江東区)の仮設会場からの変更が承認された。