日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォースの川淵三郎チェアマン(78)が、立ち見席設置を譲歩の限界とした。

 17日、滋賀県庁、草津市役所、奈良県庁を訪問。新リーグ参加基準である5000人のホームアリーナ確保について「例外的な措置として300~500席が立ち見席というのも考えられなくはない。苦肉の策として」と語った。ただし5000人は譲らず、「チーム数確保のために基準は下げない。例えば(条件クリアが)6チームしかない時、そんなリーグなら、そんなリーグのままで終わればいい」。また、新リーグで1部の参加条件を満たすチームについて「今で10個ぐらいは確実かな」と語った。