女子シングルス決勝で14歳の伊藤美誠(スターツ)がペトリサ・ソルヤ(ドイツ)を4-2で破り、同ツアーのシングルスで初優勝した。

 国際卓球連盟によると、14歳での優勝は前身のプロツアーを含めてシングルスの史上最年少となった。これまでの最年少は、元世界選手権女王の郭躍(中国)の15歳66日だった。

 伊藤は準決勝では、ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング4位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4-0で破った。

 伊藤は昨年のドイツ・オープンで、同学年の平野美宇(エリートアカデミー)と組んで女子ダブルスを制し、13歳ペアとしてツアー史上最年少優勝した。