男子はショートプログラム(SP)で1位だったソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(ANA)がフリーで逆転されて合計271・08点の2位となり、日本選手初の2連覇はならなかった。

 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が273・90点で初優勝。デニス・テン(カザフスタン)が267・72点で3位だった。小塚崇彦(トヨタ自動車)は222・69点で12位、無良崇人(HIROTA)は16位。

 女子は初出場でSP3位の宮原知子(大阪・関大高)がフリーで4位となり、自己ベストを更新する合計193・60点で銀メダルを獲得した。女子日本勢は10大会連続の表彰台となった。

 本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)は184・58点の6位、村上佳菜子(中京大)は7位。グランプリ・ファイナルを制したエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)がSP、フリーともトップの210・36点で初優勝した。

 日本は女子が来年も出場枠「3」をキープしたが、男子は一つ減って「2」となった。