世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(日清食品)が、大会2連覇へ王手をかけた。

 世界28位の第14シード、マルティン・クリザン(スロバキア)を6-1、6-2で下し、余力を残して決勝にコマを進めた。

 第1セットは立ち上がりから一方的に5ゲーム連取。第6ゲームはキープされたが、続く第7ゲームを難なく取った。第2セットも主導権を握り続けた。第1ゲームをキープされたものの、そこから5ゲーム連取。楽々と試合を終わらせた。

 昨年の全仏オープン1回戦で、故障の影響でクリザンにストレート負けしていたが、見事にリベンジを果たした。

 26日の決勝では、午後5時半(日本時間27日午前0時半)から世界66位のパブロ・アンドゥハール(スペイン)と戦う。