9月開幕のラグビーW杯イングランド大会に出場する日本代表が1日、宮崎市で合宿を開始し、ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「過酷な訓練だと選手に伝えた」と鋭い視線で話した。

 この日はウエートトレーニングの後、FW陣はスクラムやラインアウト、バックス陣はパス回しなど約2時間練習した。今月の合宿は12日までと15~26日の日程で実施し、南アフリカなどW杯1次リーグで戦う4チームを想定して鍛える。

 7月には国際大会のパシフィック・ネーションズ杯が始まる。W杯に向けた選手の絞り込みを控え、ジョーンズHCは「全員がポジション争いで競い合っている」と競争を促した。