アジアから世界、さらに来年のリオデジャネイロ五輪へ-。韓国で行われたアジア選手権から帰国した新体操の日本代表「フェアリー(妖精)ジャパンPOLA」が15日、都内で会見した。

 個人種目別のリボンで金メダルを獲得し、個人総合でも3位に入った早川さくら(18=イオン)は「ミスなく4種目できたのがよかった」と話した。団体総合は予選1位ながら2位に終わり「メダルはうれしいけれど、悔しい気持ちはある」と杉本早裕吏主将(19=みなみク)。

 次の目標は、リオデジャネイロ五輪出場枠のかかる9月の世界選手権(ドイツ・シュツットガルト)。団体総合は8位まで、個人総合は15位までに五輪キップが与えられる。「ベストの力を出して、リオの枠を勝ち取りたい」と杉本が言えば、早川も「さらに演技の大きさを出すことを目指して、五輪枠をとりたい」と話していた。