23日に死去した元慶大ラグビー部監督の上田昭夫(うえだ・あきお)氏(享年62)の通夜が26日、東京・文京区のカトリック東京カテドラル関口教会内の聖マリア大聖堂で営まれた。約1300人が参列し、日本代表のハーフ団でコンビを組んだ松尾雄治氏(61)は「思い出がありすぎて。日本代表監督になってほしかった。また天国で一緒にやるから」と空を見上げた。

 慶大時代の教え子で、神奈川・慶応高の稲葉潤監督(38)は「選手1人1人に愛がある人だった」としのんだ。病床の上田氏との最後のやりとりは6月30日。19年W杯日本大会などの運営に携わる稲葉氏に「これから大変だぞ」と激励のメールが届いたという。

 葬儀ミサ・告別式は今日27日午後1時から同所で。喪主は妻順子(じゅんこ)さん。