2年ぶりに1部(Aリーグ)に昇格した関大が、昨年優勝の関学大を41-19で破った。

 前半21分までに3トライを奪って17点をリード。後半は一時8点差まで詰め寄られたが、終盤に突き放し、今季初白星を挙げた。前半2トライを奪ってチームを勢いづかせたフッカーの倉屋望主将(4年)は「1番(藤井拓海)、3番(後藤拓也)がスクラムを頑張ってくれた。その結果、FWの得点も多くて良かった」と笑みをこぼした。

 開幕3連敗後は、チームの雰囲気も悪化したが、倉屋主将が率先して明るいムードを作り上げた。「僕がみんなを笑わしていこうと思ったんで。うちのスローガンはエクスプロージョン(爆発)。悪い流れを乗り越えて、爆発的な力を見せることができて、うれしい」と喜んだ。