女子1500メートルでベテラン田畑真紀(ダイチ)が、2分2秒62で優勝した。

 9日に41歳になった最初の大会でしっかり結果を出し、自らバースデーを祝った。

 今季は10月の全日本距離別選手権の同種目で7位に終わり、W杯前半戦代表を逃した。3季ぶりの参戦となったが、2位に約1秒差をつけ、存在感をみせた。「最初の300メートルのラップを上げたい。練習でできていることが大会で出せないでいるが、W杯後半戦代表がかかる12月の全日本選手権(長野)に合わせてやっていきたい」と前向きに話した。

 同5000メートルは帰山麻衣(JFEエンジニアリング)が制した。男子1500メートルは大和田真(日本建物管理)、同1万メートルは伊藤貴裕(日大)が勝った。