西内まりや(21)のいとこでヤマハ発動機の新人フランカーの西内勇人(22)が、トップリーグ初出場を果たした。

 後半20分、三村勇飛丸(26)と代わるや、モール、ラックで体を張り、チームのチャンスメークに尽力。同36分には勝利を決定づけるドライビングモールからのトライにも貢献した。

 西内は法大4年の昨夏に首の手術を受けてシーズンを棒に振った。今年4月にヤマハ発動機に入社した後も再手術を受け、リハビリの日々だった。しかし、この試合で初めてリザーブメンバーに入り、「家族やいろんな人に支えてもらったので、これからです。頑張ります」と話していた。

 試合は五郎丸歩(29)が、7本中6本のキックを成功するなどし、ヤマハ発動機が39-19で開幕3連勝を飾った。