元世界王者の浅田真央(25=中京大)がフリーで失速し、2季ぶり優勝を逃した。フリーで125・19点、SPとの合計で194・32点となり、最下位の6位に終わった。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転不足に始まり、続く連続3回転が単発になるなど、ミスが相次いだ。「自分の気持ちのなかで、できる、できないがあるなかで、やらなきゃという気持ちが強すぎるのかも知れない」と本番での精神面も問題点を自ら分析。「空回りしているのかもしれない」と肩を落とした。