第1シードで4連覇を狙う世界ランク7位の錦織圭(26=日清食品)が、決勝で同145位で身長193センチの新鋭、テーラー・フリッツ(18=米国)を下し、大会史上初の4連覇を達成した。

 第1セットは0-3でリードを奪われる苦しい展開。第5、第9ゲームでブレークし逆転すると第1セットは6-4で先取した。第2セットは立ち上がり両者ともキープ。錦織が第5ゲームでブレークしリードすると、5-4で迎えた第10ゲームのマッチポイントでは「エア・ケイ」を決め、このセットも6-4で奪い、2-0のストレートで勝利を収めた。

 錦織は今季初優勝でツアー通算11勝目。