女子200メートル背泳ぎ決勝で、酒井夏海(14=スウィン南越谷)が2分10秒43で初優勝した。この種目での派遣標準記録突破はならなかった。

 ラスト50メートルでの逆転勝利にも酒井は「派遣(標準記録)を切ることを目標にやってきたので悔しい。(前半)1分2秒台で入らないといけなかった。個人で五輪に行きたかったのですごく悔しい」と涙を浮かべた。

 酒井はすでに400メートルメドレーリレーで代表に内定しており、1996年アトランタ五輪の青山綾里以来の中学生代表となる。