日本が初戦に快勝し準決勝進出を決めた。

 開始のキックオフで、WRブレナン(早大1年)が92ヤードのリターンTDで先制して勢いづいた。さらに最初の攻撃では1プレー目に、QB室井(日大1年)からWR高地(早大2年)へ31ヤードパスでTDを挙げた。

 その後もWR小倉(日大1年)へのTDパスなどで、前半で35-0と実力の違いを見せた。守備ではDB永井(早大1年)がインターセプトなど、オーストラリアに得点を許さずに完封勝ち。小倉が日本のMVPに選ばれた。

 後半は2インターセプトを喫するなど、1TDにとどまった。山嵜監督は「立ち上がりのTDで緊張が解けていいムードで入れた」としたが、「ミスや後半は2インターセプトをされた。内容はよくない」と、次戦へ向けて気を引き締めた。

 今大会は7カ国が参加して実力で2組に分かれ、日本は3カ国のB組で1位となった。3日のA組決勝となる米国対カナダの勝者と、7日の準決勝で対戦する。2TDランをマークしたRB元山主将(早大2年)は「プレーに迷いがあって、及第点には及ばない。勝ったことはよかったが、攻守とも課題が残る内容」と反省した。