20年東京五輪で追加種目に決定したスポーツクライミングの世界選手権(9月14~18日、パリ)代表が8月31日、都内での強化合宿を公開した。

 ボルダリング種目では「国際大会決勝以上」(安井博志ヘッドコーチ)の難度に設定された壁に挑戦。同種目で男子W杯世界ランク2位の藤井快(こころ、23)は「優勝を目指したい」。世界選手権は踏破したコース数を競うボルダリングと高さを競うリード、速さを競うスピードの各種目で争われ、五輪は3つを組み合わせた複合を実施。来春に国内初のスピード用施設が約1000万円をかけて関東に誕生予定。この日は男子の楢崎智亜、女子の野口啓代らも参加した。