競泳女子200メートルバタフライで、今夏のリオデジャネイロ五輪で2大会連続の銅メダルを獲得した星奈津美(ミズノ)が11日、盛岡市で行われた岩手国体で今季のレースを終え「一応ここで一区切りというつもりでやってきた。五輪も含め、持っている力は出したので悔いはない」と語り、現役引退も視野に入れていることを明らかにした。

 この日は東京代表として成年女子400メートルメドレーリレーを泳いだ。「もう一度、目標をつくってチャレンジできるかというと覚悟がいる。今はまだ終わったばかりで前は向けないが、しっかり考えて決断したい」と話し、競技続行にも含みを持たせた。