リオデジャネイロ五輪の競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22=東洋大)と、同陸上男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(20=東洋大)が28日、都内の東洋大白山キャンパスで開催されたディスカッションイベントに登壇した。

 「リオ五輪から東京五輪へ」をテーマに、萩野は「五輪などは勝ったらうれしいし、負けたら悔しい。けんかをしたあとの、すがすがしさみたいなものはある。そういうものが世界平和に続くと思う」と話した。一方、桐生は「世界平和とか、よく分からない」と観衆を笑わせるだけでなく「強くなって桐生という名前を世界に知ってもらう。絶対に活躍します」。20年東京五輪の目標を問われると「100メートルは決勝進出。リレーのメダルは金をとることしか考えていない」と強気な発言で盛り上げた。