全日本スキー連盟(SAJ)は1日、都内でシーズン開幕前の「TAKE OFF」会見を行い、ジャンプ男子のレジェンド葛西紀明(土屋ホーム)、女子のエース高梨沙羅(クラレ)ら6競技7選手が参加した。会見では、日本代表チームの愛称が「SNOW JAPAN」に決定したことも発表された。

 スキー界を引っ張るレジェンドは、プレシーズンを前にして気合も十分。来年2月に行われる前哨戦となる世界選手権(フィンランド・ラハティ)に向け「金メダルを目指して頑張りたい。40歳を超えても頑張れるという姿を見せたい」と気持ちを高めていた。

 世界選手権で悲願の金メダルを目指す高梨は「自分のやるべきことに集中したい。世界選手権の後には平昌五輪が待っている。良いシミュレーションができれば」と話した。

 他に、複合の渡部暁斗(北野建設)、アルペン男子回転の湯浅直樹(スポーツアルペンク)、フリースタイル女子ハーフパイプの小野塚彩那(石打丸山ク)、距離女子の石田正子(JR北海道)が出席した。