同大が開幕5連勝を飾り、2年連続優勝へ歩みを進めた。

 前半は19-10と苦戦も、今季初出場したリオデジャネイロ五輪7人制日本代表バックアップメンバー松井千士(ちひと、4年)が後半に3トライするなどBK陣が活性化。計11トライの圧勝に山神孝志監督(49)は「タックルやコンタクトで勝っていて、じわじわと得点差を広げられた。スクラムも以前より良くなって、力的にまたひとつ上がってくれた」と高く評価した。

 昨年12月の大学選手権以来の出場となった松井に関しては、指揮官もニンマリ。イケメンのエースを横目に「エースが戻ってきたという感じがある。華があるよなあ…。同じ人間に生まれるなら、ああ生まれたかった」と自虐的に語り、周囲に笑いをもたらせた。