羽生結弦(ANA)が、男女通じて史上初の4連覇を達成した。

 ショートプログラム(SP)で今季世界最高を更新する106・53点を出した羽生が、フリーで187・37点、合計293.90点で優勝した。

 SP4位の宇野昌磨(中京大)はシーズンベストの195・69点、合計282・51点で昨年と同じ3位となった。

 羽生は冒頭の2つのジャンプをうまく着氷。中盤のジャンプで転倒。終盤のジャンプでも1回転になるなどジャンプに精細を欠いた。演技後は少しがっくりした表情を見せた。

 宇野は冒頭のジャンプはうまく着氷。2つ目のジャンプで着氷時に少しバランスを崩すが、その後は立て直しステップなどダイナミックな演技を見せた。後半の3連続ジャンプもうまく着氷し演技を終えた。演技後は安堵した表情を見せ、客席の声援に応えた。

 2位にネーサン・チェン(米国)が入った。