平泳ぎ以外で金! リオデジャネイロ五輪で競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22=東洋大)が17日、都内で行われているトップ選手による国内強化合宿で取材に応じ、東京五輪へ向け、壮大な挑戦を掲げた。

 「東京五輪はチャレンジしたい。200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレー1位だけじゃつまらない。他の種目も1位を取らないと、4年続ける意味がないと思っている。それに向けてチャレンジしていきたい」と話した。来年7月の世界選手権にも「自由形、背泳ぎ、バタフライも出られたら出たい」と意欲。苦手とする平泳ぎ以外は、東京五輪の金メダルに照準を合わせていく。

 9月に右肘を手術。「1、2週間前」に水中練習を開始した。状態は「30、40%」というが「今の時期にこれだけ泳げたら十分」と順調な回復ぶりをアピール。今後は4月の日本選手権を目標に調整を続けていく。