「新ビーチの妖精」として注目されるビーチバレー女子の坂口佳穂(20=マイナビ)が3日、神戸市の生田神社での豆まきに参加した。

 境内に集った約1500人に向けて豆をまき「初めてで興奮した。いつもトレーニングしている肩を使って、しっかり投げました」と笑顔を振りまいた。

 このような形で豆まきするのは人生初といい、プロボクシングの元3階級王者で昨年に引退した長谷川穂積氏(36)らと親交も深めた。「長谷川さんはオーラがあった。自分から写真を撮ってもらいに行ったんですが、もっといろいろ話を聞きたかったです」。限られた時間ながら、他競技からの刺激も受け取った。

 小中学生の9年間でバレーボールに打ち込み、ビーチバレーを始めたのは武蔵野大に入学した14年4月。今春から4年生となり、競技も4年目に突入する。現在はジャパンツアー初戦となる東京大会(5月3~5日、お台場)に向け、スパイク強化やパスの質向上を目指して練習中。関西滞在は1泊2日の予定で「今夜は神戸牛を食べたいです!」とパワーを蓄えて東京に戻る。