3月の世界ジュニア選手権(台北)で2連覇を目指す本田真凜(15=大阪・関大中)が64・86点を記録し、93人が参加したSPで首位に立った。

 演技終盤の3回転ループで着氷時に手をつくミスがあったが、貫禄の滑りでライバルを引き離し「(出来は)このぐらいでちょうどいいかなと思う。次の試合が世界ジュニアなので、それをイメージして滑りました」と満足げに話した。

 髪形もこれまではポニーテールだったが、1月のアイスショーで試したツインテールに挑戦。2つに結ばれた髪を手で左右に開きながら「1つだとちょっと振り回される感じ。2つになるとこうやって、バランスが取れるんです。練習でやりたくてもできないので、ぶっつけでした。跳びやすかったので、またやろうと思う」と説明した。初優勝がかかる7日のフリーに向けては「ミスのない演技をやって、世界ジュニアに持っていきたい」と意気込んだ。