フィギュアスケートのプレ五輪大会、4大陸選手権(16日開幕、韓国・江陵)に出場する樋口新葉(16=日本橋女学館高)が13日、大ファンである10年バンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナ氏(26)との対面を熱望した。

 この日、羽田空港から韓国へと出発。4大陸選手権への出場が決まってから「ずっと考えていました…。会いたいです」。平昌五輪の広報大使を務めるキム・ヨナ氏とどこかで会えるかもしれない、と胸を膨らませてきた。バンクーバーの演技を見て以来「ジャンプの流れがきれい」とほれ込み、今でも時折動画を見返している。もし会えたら「一緒に写真を撮りたい」と無邪気に話した。

 エース宮原知子(18=関大)が左股関節痛のため、直前に欠場することになったが「しっかり自分は自分でやるだけ」と動揺はない。「どうなるか予想できないが、表彰台にのりたい」と宣言した。