まさにスポーツ選手の引退会見では今世紀最大といえる注目度となった。

 12日、都内で行われたフィギュアスケート女子の浅田真央(26=中京大)の引退会見には430人の報道陣が集まった。

 テレビカメラは50台、スチルカメラは100台。会場には報道陣や関係者用に167席の椅子が用意されたが、会見開始1時間前には全て埋まった。400枚用意していたプレスパスも不足するほどだった。

 過去の引退会見。大相撲の貴乃花が250人、女子マラソンの高橋尚子が180人、女子サッカーの澤穂希でも300人の報道陣だった。名だたるレジェンドをはるかに超える数の報道陣が集結した。

 ジャンルは異なるが、映画監督の宮崎駿の引退会見には605人が集まっている。