三原舞依(神戸ポートアイランドク)は、フリーで自己ベストの146・17点で2位となった。

 樋口新葉(16=日本橋女学館高)も自己ベストを10点以上更新する145・30点で3位に入った。

 日本は21点を加え合計109点で優勝。3大会ぶりのタイトルとなった。

 2位は105点のロシア、3位に米国が入った。

優勝した日本チームは表彰式で2位ロシア(左側)と3位米国の選手と記念撮影(撮影・山崎安昭)
優勝した日本チームは表彰式で2位ロシア(左側)と3位米国の選手と記念撮影(撮影・山崎安昭)

<フリー成績>


順位選手FS
エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)160.46
三原舞依(日本)146.17
樋口新葉(日本)145.30
ガブリエル・デールマン(カナダ)142.41
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)137.08
アシュリー・ワグナー(米国)133.26
李子君(中国)128.30
李香凝(中国)115.61
カレン・チェン(米国)108.62
10ローリン・レカベリエ(フランス)107.43
11アレイン・チャートランド(カナダ)107.15
12マエ・ベレニス・メイテ(フランス)105.58

【三原舞依】

冒頭の3ルッツ-3トーループを華麗に着氷。3フリップ、2アクセルも難なく着氷した。中盤では全身を使い表現。コンビネーションジャンプも着氷。3連続ジャンプも決めた。演技後は笑顔で両手を挙げガッツポーズ。客席の声援に応えた。

女子フリー 演技を終えて笑顔の三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技を終えて笑顔の三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー ジャンプの着氷に成功する三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー ジャンプの着氷に成功する三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技を終えてガッツポーズする三原(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技を終えてガッツポーズする三原(撮影・山崎安昭)

【樋口新葉】

冒頭の3ルッツ-3トーループはうまく着氷。続く3ループも決めた。中盤でのコンビネーションジャンプも着氷。終盤の3連続ジャンプも難なく着氷した。演技後は笑顔で何度もガッツポーズを見せた。

女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
演技を終えてガッツポーズする樋口(撮影・山崎安昭)
演技を終えてガッツポーズする樋口(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子フリー 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)

国名男子S女子Sペアアイスダンス合計
日 本41391415109
ロシア22432020105
米 国3523162397
カナダ2223192387
中 国2021211880
フランス16 7241562

<滑走順とSP得点>

<第1グループ>

1=マエ・ベレニス・メイテ(フランス)49.11

2=ローリン・レカベリエ(フランス)54.15

3=アレイン・チャートランド(カナダ)59.13

4=李子君(中国)59.76

5=カレン・チェン(米国)60.33

6=李香凝(中国)63.81

<第2グループ>

7=アシュリー・ワグナー(米国)70.75

8=樋口新葉(日本)71.41

9=ガブリエル・デールマン(カナダ)71.74

10=三原舞依(日本)72.10

11=エレーナ・ラジオノワ(ロシア)72.21

12=エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)80.85


 ◆世界国別対抗戦 5回目となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界上位6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝者には12点、2位には11点、と与えられ、合計点で優勝国を決める。今大会の参加国は日本の他にカナダ、ロシア、米国、中国、フランス。日本は第2回の12年に初優勝、第1、3、4回は3位。