スポーツ庁の鈴木大地長官は17日、テニス男子の三橋淳・元選手に八百長行為などがあったとして不正監視団体、TIUが永久資格停止処分を科した問題で「事実とすれば本当にショックで残念だ。再発防止に努めたい」と述べ、対応策を検討する考えを示した。

 スポーツの不正な賭けに絡んだ八百長対策で国際オリンピック委員会(IOC)は国際刑事警察機構(ICPO)と連携し、五輪での監視システムを強化している。鈴木長官は「まずは情報収集に努めたい。こうした問題に日本人選手が関わっていたことを重く受け止めたい」と述べた。