競泳のジャパン・オープンは19日に東京辰巳国際水泳場で開幕する。18日は会場で公式練習があり、4月の日本選手権で男子4種目を制した萩野公介(ブリヂストン)やライバルの瀬戸大也(ANA)、同選手権で女子初の5冠を果たした池江璃花子(ルネサンス亀戸)らが最終調整した。

 昨年9月に右肘を手術した萩野は日本選手権ではタイムが低調だったが、「今できる最大限の力を出し切るレース内容を追い求めたい。状態は上向きで練習も積んできた」と自信をにじませた。日本選手権の400メートル個人メドレーで萩野を破った瀬戸は「(萩野とは)いつもレースをしているので負けたくない。勝ち続けたいという気持ちを持って勝負したい」と闘志を燃やした。

 個人5種目で日本記録を持つ池江は「感覚はいい。1種目でも自己ベストを更新できるように頑張りたい」と意気込んだ。