バスケットボール男子U-19日本代表候補合宿に参加した八村塁(19=ゴンザガ大1年)が19日、都内のナショナル・トレーニング・センター(NTC)で帰国会見を行った。

 八村は全米大学体育協会(NCAA)のトーナメントで決勝まで進んだゴンザガ大のロースターに入り、日本人として初のNCAAトーナメント出場も果たした。7月1日からエジプト・カイロで開催されるU-19W杯では、日本のエースとして活躍が期待されている。「この1年間で勉強の部分では英語が伸びたし、バスケットの部分では高いレベルで練習に参加して、自分の体を使って相手に強くいくことを学べた」と1年間の成果を口にした。また「ゴンザガ大を選んで、NBAに近づいていると毎年思っている」と目標とする米国プロバスケットボールNBAへの手応えを語った。U-19W杯については「日本のバスケットがどれだけすごいのか世界に見せられたら」と抱負を語った。20年東京五輪では、中心選手としての活躍も期待されている。「20年東京五輪では、代表にしっかり入ること。日本のバスケットのためになるように、しっかり自分のバスケットをしたい」と語った。