日本テニス協会は19日、都内で常務理事会を開催し、八百長などの不正行為があったとしてテニス界から永久追放を受けた三橋淳元選手(27)への対応について、不正監視団体・TIUの処分に準ずると決めた。

 TIUの見解が変わらない限り、選手、指導者登録は認めない。日本テニス協会の高橋甫常務理事(69)は「事の重大性を認識している」と話した。現在も三橋とは連絡が取れていない。協会としては「事情を直接、聞きたい」(同理事)とし、今後も連絡を取る努力を継続するという。

 再発防止策については今後、弁護士や倫理委員会などと連係しながら協議を進めていく。