日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は31日、2018年秋の開幕を目指す新リーグ「スーパーリーグ」構想について発表した。1部は男子10チーム、女子12チームで、現在のプレミアリーグの男女各8チームから増える。女子は東西6チームずつのカンファレンス制を採用する。

 これまでVリーグ機構と各都道府県協会が持っていた開催権は本拠地チームに譲渡される。一定数のホームゲーム開催を義務化することで、地域密着につなげる狙いがある。試合数は最多で従来の30試合から男子は36試合、女子は32試合に増える。

 参加チームについては、新たに導入されるライセンス制度に基づいて決められる。ライセンス取得条件には成績面も含まれる。17年度のリーグ戦が終了する18年3月には各カテゴリーの参加チームが確定する見通し。

 記者会見したVリーグ機構の嶋岡健治会長は「世界につながるリーグにし、バレーボールを日本のトップアリーナスポーツにする。この2つを軸に展開していく」と目標を口にした。